現在はもう回復へ向かいとても元気に過ごしていますが、8月の下旬コロ助くんが体調不良を起こしました。
容態は以下の通りです。
【症状1日目】
・朝食を食べた直後に嘔吐。(食事は朝晩2回)
・その日のうちに時間の間隔をあけて計4回嘔吐。
・耳や肉球がいつも以上に熱い。
・しかし、グッタリしている様子はなし。
【症状2日目】
・いつも通り食欲はあり、嘔吐はなし
・しかし、まだ熱っぽい
・グッタリしている様子はなし
【症状3日目】
・明け方嘔吐。
・朝食の量を減らし、少量食べた直後に嘔吐。
・さらに数時間後に胃が空っぽの状態で嘔吐。
コロ助くんは食事の時に出された分を必ず完食し、しかも早食いです(汗)
なので、食後に吐き戻すことは度々あったので、その点はあまり気にしていなかったのですが、食後でないタイミングでの嘔吐が1日に複数回続く事は今まで無かったので、とても気になりました。
体温もいつもより高い気がして、その点も少し様子をみる事に。
しかし2日目は嘔吐もなく元気そうにしてたコロ助くんでしたが、3日目にはまた嘔吐が続いたので病院へ連れていくことにしました。
病院へ行く準備をしていると、遠くからまびさんが様子を窺っていました。
コロ助くんが、キャリー リュックに入ると心配そうに近くへ駆け寄ってきましたよ。
病院で上記に記した容態や嘔吐の色などを説明すると、担当の獣医さんからの回答は『猫はよく吐く生き物なので、下痢の症状や食欲が落ちていないなら今回は吐き気止めと脱水の点滴をして、少し様子を見てみますか?』と提案されましたが、今までにない類の嘔吐が続いていたので、どこか調子が悪いところが無いか、または何か誤飲していないかも心配でしたので、エコーと血液検査もしてもらうことにしました。
血液検査の結果が出る間に、エコーで内臓を診てみると右側の腎臓に空洞ができており、尿が溜まって膨れ上がった状態でした。
おそらく腎臓から膀胱へつながる管に結石が詰まっているであろうと。
膀胱には砂のようなものが溜まっていて、尿石のタイプが溶ける石なのか、そうでないかを調べるために尿検査も合わせて行うことになりました。
エコーの後に血液検査の結果が出て膀胱に炎症があることが分かり、まずは炎症を抑える注射をしてもらい、病院で勧められたキャットフード(療法食)を購入してその日は帰りました。
(尿検査の結果は次の日の診断の時に聞かせてもらう事になりました。)
病院で処方された食事療法食『ロイヤルカナン 猫 ユリナリーs/o clt』。
特発性膀胱炎、ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)の猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。
そして翌日、尿検査の結果で膀胱に溜まっていた砂は、溶けるタイプのストルバイト結石だと分かり、病院で処方された食事療法食と炎症を抑える点滴で様子を見ることになりました。
通院を続け4日目あたりから処置の効果が出はじめて右側の腎臓の空洞が7mmから4mmと小さくなり、膀胱のストルバイト結石も順調に減少していました。
さらに1週間後には空洞がほぼ無くなり、ストルバイト結石も見えなくなりました。
数日後の尿検査でストルバイト結石のチェックをして、大丈夫ならいったん治療は終了です。
(治療はいったん終了でも、再発防止の為に療法食は続けるよう言われました。)
治療期間中、途中で病院で購入したロイカナの食事療法食がなくなってしまったので、その代わりに『ヒルズ プリスクリプションダイエット尿ケアs/d 』を食べさせていました。
こちらは、ストルバイト尿石を溶かす時のためだけに作られた専用フードです。(効果が早く出やすいですが、尿のpHが酸性になりすぎることもあり、使うのは「最長6か月以内まで」がすすめられています。)
ちなみにロイカナはストルバイト尿石を溶かすことができますが、シュウ酸カルシウム尿石と膀胱炎の3つの尿路疾患を幅広くケアできるタイプです(継続可能)。
コロ助くんは小さい頃から体が丈夫で今まで不調もなく、まだ若いと言うのもあって健康についてあまり気にしたことがありませんでした。
いつもとは違うちょっとした体調の変化に気づいて、エコーや血液検査など色々調べてもらい、今回の症状に早く気づけてホント良かったです。
内臓は見えない箇所でもありますので、コロ助くんも来年からはまびさんと一緒に健康診断に連れて行こうと決めました。
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